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S1-GP
2014 S-1GP PRO ROUND3
S-1GP PROクラスにてV2を成し遂げた繁野選手！！
シリーズチャンピオンに向けて、また一歩前進したR5 FACTORY Racing Projectであるが
結果を出しながらも、コースに合わせたセッティングを更に煮詰めていく事に妥協をしない。
果たして３戦目の結果は如何に？
今回からはジオメトリーの見直しや、フロント、リアサスペンションの仕様設定変更等が
行われ、走安性に大きな変化が出ることが予測できたが、事前テストは雨で中止となり
予選前は朝のフリー走行1本のみで新しいセッティングに慣れる必要があった繁野選手。
前回とはフィーリングがまるで異なり、コーナースピードを残したままコーナーに飛び込んで
行けるようになったが、課題を残す部分もありながら本戦へ。
予選
トップ争いに絡んでくるだろう数台の車両はパンチのある加速をする2ストローク車両で
ブレーキングにも強い車両だ。
予選レースは1番グリッドからスタート、ミスなくトップでコーナーに進入。
後方から2台のマシンのプレッシャーを常に感じながらも、コーナー進入で飛び込まれないよう
注意しながら予選レースをコントロールしてポールポジションを獲得。
決勝
勝つためには常に前を走るレース展開が絶対条件と考えた繁野選手は、絶妙なスタートでホール
ショットを奪った。
コーナーでは、隙があればインを狙ってくる後続車に対し、ラインを閉めてブロック。
さすがに3戦目ともなるとライバル達の走りも激しさを増して、鋭い突っ込みで抜きにかかるが
TIGRAのコーナリングスピードの高さを武器にこれをかわす。
ブレーキングでのライバルの動きには少々気を使ったものの、ミスのない自分の走りを積み重ね
終盤にはようやく若干のアドバンテージを築くことができた。
残り数周の最終コーナーで後続2台が絡んで転倒。
そのことを知らずにいた繁野選手は、ベストラップを刻みながら単独でチェッカー。
3戦連続のポールトゥフィニッシュを達成した。
こうなったら、次の1戦もポールトゥフィニッシュを飾り、チャンピオン獲得に期待しょう！！